目黒川桜まつり2023

桜セレクション

もうこれは四の五の言わず、YOUTUBEの動画観てください(笑)

技術なし、メッセージたいしてなししょぼくれYOUTUBEだけど(笑)

桜嫌いな日本人いるのかな?って言うくらい、年々歳を重ねるにつれて桜の魅力に取り憑かれていく。何かこう、日本人のDNAに克明に刻み込まれ、脈々とその桜遺伝子はこれからも後世へと引き継がれていくに違いない。昨今のコロナの影響で、日本の花見は盛り上がりに欠けた精彩を欠いた。桜の木自体は、そんなのお構いなしに、毎年毎年見事な花を満開させていくのだろうけど。

桜 川

やっぱり、花見はごった返した人と、活気のある夜店と、ほろ酔いながらのまどろみがないと、意気消沈といったところである。ここ2−3年は一人寂しく閑散とした桜を、しんみり楽しむしか他楽しみ方がなかった。国から規制されていたのだから致し方ない。久しぶりの都内の桜祭り、どんなもんかなと疑ってかかった部分もあったのだが、そんな気持ちを一新するような、大盛況。人、人、人のオンパレードであった。こんなに一つの場所で人が集う光景は久しぶりなので、思わず酒も進んでしまった。撮影のカメラの手ぶれ感は、明らかに酒帯びのせいである。

桜水面

結構マスクそのものを外して素顔で歩く花見客が多かったので、普段見慣れない光景に、正直びっくりした。というか、その状態が普通なのだけれど。でも、ほんとにいま、こういった楽しみや日常が戻りつつあっていて。本当によかった。マスクももう、窮屈で息苦しいよね。世界的に観てももう、ここまで律儀にマスクしているのは日本人だけらしいけど、桜祭りもこうして楽しめるようになって、何よりです。

桜は桜でも、夜桜はまた格別に綺麗だ。しばし、意識が桜のピンクに染まっていくような不思議な気分になり、川のせせらぎのように、感傷してしまった。じゅわー。心が浄化されていくようだ。目黒川に特別思い入れがあるわけではないけれど。上京して初めて桜を見に行ったのが、目黒川の桜まつりだった。上野公園、芝公園と公園で相場が決まっていたため、川沿いに咲く花の美しさに心奪われたのを、今でも鮮明に覚えている。

陽が落ちてきて川の水面にゆらゆら淡く儚げに浮かぶ、灯籠の火と夕陽のオレンジと桜のピンクが織りなす、中毒性溢れる連写作用。日本美なグラデーションは何度見ても、良い。